バンク解散からストアーズ入社、そしてこれから
みなさんこんにちは。 9月よりストアーズ・ドット・ジェーピー株式会社(以下、ストアーズ)に入社しました @HolyGrail です。
本日は STORES.jp Advent Calendar 2019 - Adventar 9日目の記事になります。
昨日は いのうえたくや(@inouetakuya)さん の 読みやすさを重視した Jest の書き方 - 彼女からは、おいちゃんと呼ばれています でした
本記事では株式会社バンクの解散からストアーズ入社に至るまでどういうことがあったのか。 また、転職するにあたり、何が決め手になったのか、現在どういった業務を行っているのかについて触れていきたいと思います。
BANK解散
解散の通達
解散が発表されたのは7月でした。光本さんの口から直接社員に対して伝えられる形となりました。
会社が解散するということで私も例に漏れず、次に何をやりたいかを考えることになりました。 転職はBANKの解散が発表されてからのほうが個人的に動きやすいかと考えていたため、その直後はあまり目立った転職活動はしていませんでした。
ヘイ株式会社の社長との面談
その後「転職」について検討をしていくことになるのですが、それと並行して光本さんが取締役を務めるヘイ株式会社(以下 hey, inc)の社長である佐藤さんと面談をすることになりました。
hey, inc はコイニー株式会社とストアーズを経営統合する形で2018年2月に誕生した会社です。
その後、ストアーズのCTOである @tyabe さんと面談することになり、私がBANKで個人的に取り組んできたことと近い内容を目的とする「バックエンド基盤チーム」が存在することを知りました。
このチームの存在をきっかけに急速にストアーズで仕事をすることについて意識をし始めるようになりました。
業務委託、そして入社
8月に入り、改めて面談をする際に体験入社のような形で仕事ができないか?という話をしました。 そこで一度、業務委託という形で8月の半ばから実際にバックエンド基盤チームとして仕事をすることになりました。
中に入って実際にコードを読んだり作業をすることで、歴史のあるサービスの開発において「バックエンド基盤チーム」という専任のチームが存在することの大切さを徐々に実感していくことになりました。
専任のチームとしてやらなければいけないことはまだまだ多く、非常にやりがいのある仕事だと感じました。
Rubyistの人にわかりやすく伝えるとクックパッドにおける「お台場プロジェクト」に近いものを進めていくのがこの「バックエンド基盤チーム」の目的になります(お台場プロジェクトについてはこちらのエントリがわかりやすいと思います)。 もちろんその解決法はマイクロサービスに限らず、様々な方法を模索していくことになると思います。
たった6日間の業務委託期間でしたが既存のSTORES.jpのアプリケーションに対して非常に多くの改善の余地を感じたことと、前職の事情もあり、ほぼ転籍に近い形で入社できることになりストアーズへの入社を決意するに至りました。
今やっていること、やりたいこと
ということでめでたく9月より正式に入社して仕事をすることになるのですが、実際にどういった作業をしているかと言うと
- Ruby や利用 gem のアップデート作業
- 今後、開発メンバーやチームが増えたときにも耐えうる開発基盤の構想・設計(「良い状態」を目指す)
- 検討に必要な数値の計測と記録
- 現在のプロダクトのリファクタリング、等
もう少し詳しい考え方について先日ベーシックさんとストアーズと合同で開催されたWebサービス開発のたのしみ方という勉強会で同じチームの松本さんが発表したスライドを是非読んでみてください。
ということでストアーズには「バックエンド基盤チーム」というチームがあることと、これからベストな形を模索しながら歩んでいき進捗や成果を外部に対して発表できるようにしていきたいと考えています。
まとめ
- BANK解散後に実質的な hey, inc への転籍といったレールがあり、それに乗っかった
- 転職の決めては組織として「バックエンド基盤チーム」が存在していること
- 歴史のあるサービスをよくしていくには専門のチームがあると捗る
- 今後プロダクトを「良い状態」にしていき定期的に進捗や成果を外部に対して発表していきたい
以上、STORES.jp Advent Calendar 2019 - Adventar 9日目の記事「バンク解散からストアーズ入社、そしてこれから」でした
明日は ykyk1218 さんの「Chromeの2019まとめ」になります