映画「恋は光」の感想(ネタバレあり)
友人のぱすたけが「感想聞きたい!」ということだったので最終日に駆け込みで見てきた。
ということでネタバレありで感想を
感想
パンフレットが売り切れで買えなかったのでただただ作品を1回通しで見ただけの人間による感想なのでご了承下さい
- 作中における「光」と「恋」に関連した要素はよくまとまって描かれていたと思う
- 原作における登場人物同士の会話やモノローグの分量を考えると2時間以内でよくまとめきったと思う
- ヒロインとして一番現実に存在しそうな人間臭さがあって、作中で最も成長を見せる宿木さんが大好きなんですが、2時間という枠に収めるために5歩ぐらい引いたキャラになってしまっていたのが個人的にとても残念だった
- 恋は光という作品において宿木さんと西条、北代さん、東雲さんの交流はいずれのキャラクターの成長のためにも必要不可欠だと思っているので
- このあたりの感想については「推しキャラの扱いが不遇で悲しい」みたいな面もわりと大きい
- 原作ファンでも宿木さん派はマイノリティなんだけど、この実写映画を見たあとだと原作における宿木さんの魅力が500億倍ぐらいに見える気もするのでもしかするとそういう意味ではよかったかもしれない
- 北代さん役の西野七瀬さんの演技が抜群によかった
- 原作ではかなり早い段階で東雲さんが自身の恋心に自覚的になることで恋愛漫画の登場人物としての東雲さんの魅力を引き出す形になっていたのだけど映画では「恋の定義について西条と語り合い、恋とは何かを深掘りさせるためのキャラ」のように感じてしまった
- 西条に惹かれている様子によって魅力を上げているという部分が東雲さんに関してかなり削ぎ落とされているように感じて、あの結末のために東雲さんがこのような扱いになってしまったのかもしれない
原作読み直して改めて追加の感想みたいなのも出てきそうな予感がするんですが一旦このあたりにしておきます。